イリュージョン

この本に出会ってしまったのは確か高校生の頃でした。
良くも悪くも私に一番影響を及ぼした本であります。
「かもめのジョナサン」というヒッピーの愛読書とかいわれる本を書いた人が次に出した本がこの「イリュージョン」でした。「かもめのジョナサン」にずいぶんヤラレていた私にはこの本の世界をすんなりと受け入れることが出来ました。悩み多き世代に随分救われた感じがする本です。
もう何十回も読んでいます。
好き嫌いがはっきり分かれると思うので人に薦められるのかなぁ?
退屈している人は童話と思って読んでみてください。
以前は村上龍の訳で出ていたのですが今回、別の人の訳で同じ集英社から再販されました。
訳によりどんな風に変わったか読んでみようと思います。慣れているせいもあるけどちょっと見た感じでは村上龍訳の方がすんなりくるかな。
村上龍訳の方も文庫本で手に入ります。
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