縛る ペグvsテント

knot0.jpg
キャンプでペグとテントを結ぶときにテント側はもやい結び、ペグ側は自在結びまたは自在を使うことが多かったのですが自在結びは風が強いときに緩んでしまうことが結構あったので緩みにくく解きやすい独自(?)の結び方を考えてみました。自在結びとちょっと違うだけですけどね。きっともともとある結び方ではあるんでしょうが本にも載っていないので資料として作ってみました。
写真はわかりやすくするためのロープの色を変えています。
テントからペグへ繋がる部分(主部)をピンク、ペグを経由して戻した部分をオレンジ(索端)にしています。
1.索端を主部の上側よりペグ側へ2回巻きます。
knot1.jpg
2.索端をテント側へ引き上げ巻きを絞めます。
knot2.jpg
3.索端を主部の上側よりテント側へ1回巻きます。
knot3.jpg
4.索端を結び目の一番上側にあるロープの下を通します。
knot4.jpg
5.オレンジ色のロープの両端を引き結び目を絞めます。結び目を持って主部を緩めたい(絞めたい)方向に引けば長さを調整できます。
knot5.jpg
5+.索端を折り曲げてこのようの通してもいいです。こうすると解くときは一発でできますね。
knot6.jpg
3,4の部分のロープの通し方が違うと自在結びになるので注意です。
実際の場合はロープにテンションがかかっている状態で結ぶのですがその場合は最初にロープを巻いた部分を指でつまみながらやると緩みにくいかも。
なにより何度も練習して体に覚えこませることですね。
あと、劣化して硬くなってしまったロープではすべりやすくて使えません。
ロープがすべりやすい材質の場合は最初の巻きを3回に増やしたらすべりが抑えられます。
他の結び方は山どんの資料室 ロープの結びが参考になります。
お試しを!ほかにもっといい方法があったら教えてくださいね。

“縛る ペグvsテント” への2件の返信

  1. いい縛り方ですね。
    こぶを二つぐらい作って、二重の自在にするともっと信頼性が増しそうですけども。そこまでやる必要ないかな。巻いている反対側に巻き上げるところが秀逸だと思います。

  2. 途中にこぶを作ると長さを調整するときに一個ずつずらすのが面倒なんですよね。
    自在結びと違って反対側に巻き上げることで主部をより締め付けるので留まりが良くなるのだと思います。
    この書込みで日別カウンターがぐっと上がったから何回も見て試している人がいるのかな?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です