バイク整備顛末

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カブのオイル交換にあわせてリアサスペンションの交換も行いました。

二人乗りしていると特に感じるのですが、段差を超えたときにリアサスが底付き(突き?)してガツンというショックがあります。
リアサスがヘタっているものありますが、もともとカブのサスなんて二人乗りするようには設計されていないし
1人で乗っていてもフニャフニャサスですから交換することにしました。

バイクのサスはCB用だったら10万円からするものですからおいそれと交換できませんが、カブ用ですと8000円ほど。
これで安心感が増すのでしたらよいというもの。

目白のバイク屋までサスとオイル交換したオイルを燃えるごみに出せるようにする「オイルパックリ」を買いに行きました。
そして目白まで行ったら、ちょいと先の池袋の酒屋にも寄らないということができるであろうか?
いえそういうわけにはいけません (^_^;)

いろいろ重い買い物を済ませ戻ったところでエンジンも温まっているのでオイル交換。

新聞を敷いた上にオイルパックリをセットしドレンボルトを抜く。
ボルトが抜けるときにサッと手をひかないと手がオイルだらけになりますので注意!っと。

 

ん?

 

オイルが   ポタ、ポタッ    と?

 

傾けたり、エンジンをちょっと掛けてみたりしてもあまり出てきません。

入ってなかったの????

 

結局出てきたのは100ccもないくらい。600ccが基準量なのに。

オイル交換したばかりという言葉を聞いて買い取って7ヶ月、約800km。
その間にオイルが減ったのか?
まめにオイル量を点検するようにしないといけません。

 

で、それだけでは終わらない。

オイルを抜いてしまって、ドレンボルトを締めようとするといつまでたっても回り続けます。

やられたー!! これはネジがバカになっています。
前のオーナーがドレンボルトを抜くときに逆方向に思いっきり締めたか、締めるときにバカ力で締めこんだか?

よくみるとドレンボルトにネジロック剤らしきものが残っています。
これは確信犯ですね。   しょうがない。ノークレーム、ノーリターンのオークションですから。
ネジを切り直すのが修理方法なのでしょうけど、とりあえずは同じようにネジロックかなぁ?
持っていたかなぁ?と探すもなし。 近くの工務店にもなし。
しょうがない。完全に固化しないボンドをネジロックの代用に使おう。
ボンドをつけてドレンボルトを締めます。
「抜け落ちませんように。次にはすんなり開きますように」と願いを込めながら。

ボンドが少しでも固まるうちにサスの交換。
こちらはすんなりです。センタースタンドを立てて片側ずつ。
12mmのメガネレンチでサスの上下2本のボルトを外し、古いサスと新しいサスを交換。
その後、ボルトを締めたら終了。

オイルを入れるのですが....
ドレンボルトの問題がありますので場合によってはすぐにオイルを抜くことになるかもしれません。
今回使おうとしているエンジンオイルは結構高級オイル。
てんぷらオイルでも走るというカブにこれを入れるべきかどうか?

悩んでみましたが、このHONDA ULTRA G4 0W-30をいれてみて
エンジンがどう変わるか見てみたい気持ちが勝りました。

オイルゲージを見ながら適量を入れます。

慣らし運転で近くを走ってみましたがエンジン音は静かになりましたね。
そりゃ、いままでエンジンオイル入ってなかったからね (>_<)

サスの交換でぜんぜん違うフィーリングになりました。
カブでフィーリングなんていっていたら笑われそうですがホントに!

 

式根島に行く前と帰ってきた後にオイル量を要チェックだな。

“バイク整備顛末” への4件の返信

  1. 本当にカブはタフですね。
    しかもパーツが安い。
    このサス、110用のカブでも好評なので試してみようと思ってます。
    でも、成り行きとはいえ純正最高レベルのG4。
    オイル耐久テストに、大阪までツーリングはどう?(笑。
    110丸目カブ、慣らし終わらせときます。

  2. ホントだ。110にも対応しているんだ。
    丸目のJA07は現モデルより人気あるよね。いいなぁ。

  3. 1.いままでより大きなタップ&ドレンボルト。
    2.いままでより1mm大きいタップ&ヘリサート、純正ドレンボルト。
    3.リベットナットによるドレン修復・・・・・
    4.デブコン穴埋め、タップによる修理。
    5.純正ドレンボルトに穴あけタップ加工し、そのまま接着。
    どれもバイク屋時代に実績あり・・・
    でも自動車修理工場でタップ借りるのが一番ですね。

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