微速度撮影テスト

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微速度撮影が気になっている
カメラのメニューに「微速度撮影」そういう項目があるのである
通常の動画撮影では1秒に30枚の写真を撮ってそれをパラパラ漫画風に合成したものであるが(撮影速度:再生速度が1:1)
微速度撮影とは数秒に1枚の写真を撮って同じように合成して再生するときには1秒に30枚とか見るので人がすんごく早く動いていたりするやつ
いろんなところで見かけます

しかし...微速度撮影には問題が....30fps(fps = フレーム/秒)の動画を作成するとして10分のものを考えると
30fps × 600sec = 18000枚の写真が必要です
D600の微速度撮影では1枚ずつミラーアップして機械式シャッターが動作してミラーダウンという一連の動作があります(通常のカメラ撮影と同じ)
設定でミラーはアップしたままというのも可能だと思いますが機械式シャッターは必ず動作します
そしてD600での機械式シャッターの耐久性は15万回と謳われていますが...
それって30分の微速度撮影が9回くらいしかできないってことです もちろん15万回シャッター切ったらすぐ壊れるというわけではないですがイヤイヤイヤ、そんな無理はしたくありません
D800D810では機械式シャッターを動作させず電子式(電子先幕)シャッターだけで撮影できるような機能が搭載されているみたいですがD600ではできないので微速度撮影はやらないほうがよさそうです

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うちにあるコンパクトカメラNikon P340の動画撮影メニューでは高速度撮影120fpsなどはありますが微速度撮影はない
写真撮影メニューにはインターバル撮影の項目があります
撮影間隔は最短で30秒なんですけどね、コンパクトカメラはメカニカル(機械式)シャッターと電子シャッターの併用となっているので機械式シャッターの寿命の問題はありますがコンパクトカメラは使ってなんぼです
こちらでインターバル撮影を行ってPCで動画作成すれば微速度撮影動画は作成できます
インターネットで得た情報ではフル充電の電池で300枚程度撮影可能(今回の撮影では350枚ほど撮影ができました)
30秒間隔でのインターバル撮影を行うので 30sec*350=10500sec=175min=約3時間の撮影が可能です 
P340はUSB端子で充電可能なので「外部バッテリーを使用可能?」と思ったがUSB端子にモバイルバッテリーをつないだ状態では カメラ機能は使用できなかった。残念(-_-;)
昼ごろに夕日の沈む方向にカメラをセットして「気が早いなぁ」と自分で思いながらもカメラをセット
途中2回の電池切れでカメラを三脚から外して電池交換してという時間の空きがありましたが12:17から21:54まで約1000枚の撮影を行いました
明るい状態から夜までですのでカメラ設定はマニュアルフォーカスで露出はプログラムオート

下の動画は2回目の電池セットで撮った16:08から19:03までの349枚の合成になります
1000枚撮影した動画は2回の電池交換の際に時間が空いたり方向がずれたりしていましたのでフェードさせて見所だけつないでみました
再生速度は10fps 34秒の動画です 思いも寄らぬ夕焼けで夕日は秩父の武甲山の方向に落ちてゆきました
P340でも晴れていたらどうにか星も撮れるような印象を受けました

“微速度撮影テスト” への2件の返信

  1. 動画(の素材の)撮影で1コマずつ機械式シャッター作動って、想定外の使用法にも程がありますねw
    おそろしやおそろしや。

  2. 上の動画くらいだったら350回のシャッターでできるんですけどねー
    ぼんさんのニコンでやってみましょう!

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