流星群の日

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ふたご座流星群は今週末が極大日ということですが月が出ていますので明け方にならないとうまいこと観測できないらしいです。

月は沈んだのですが要のふたご座はまだ真上にあります。
残念なことにうちのベランダ観測所は屋根付きですから上方の観測には不向き。あと3時間は待たないといけないんでしょうけど寒いし空気がクリアじゃない(これはいつものこと)。
三脚は引き上げました (>_<)

ご存知の方も多いと思うのですが...
流星群というのは宇宙でチリの多いところに公転している地球がぶつかり、そのチリが大気圏に突入するときにプラズマ化したガスが発光するものです。大体の場合0.1mmから数cmの大きさで隕石として地上に落ちてくるような大きなものは希なもの。ということです。

宇宙でチリが多いところというのは彗星の軌道上に多く、地球の公転軌道と交わっていてそこに公転している地球が同じ時期にぶつかるので流星群はその発生日が決まっています。

今回のふたご座流星群の場合、ふたご座というのは流星群の流星が発生する中心の位置の近くにたまたまふたご座があるのでそういう名前になっています。
他の流星群も同じような名前のつけ方になっているものが多いです。
ふたご座流星群の原因になっている彗星(母天体という)は小惑星ファエトンといいます。
彗星じゃないです、今は。
昔彗星でしたがガスやチリなどを放出しつくしたので小惑星という分類に変わったということです。

長々書きましたが わかりやすくまとめてあるHPがありました。

先日のアイソン彗星は流星群の母天体にはなれないらしいです。
放出したチリが少なかったとか。

結局、三脚をまた外に出したのでありました。

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