ふたご座流星群の極大日の二日後
というのがすでに遅いんですけどね、極大日の時は外を眺めてみたけど星があんまり見えなくて「これじゃぁだめだ」って、あきらめて撮りもしなかったんです。
それが何の気の迷いか二日後に星の見えない空に3時間カメラを向けてインターバルタイマーで撮り続けました。
15秒シャッターを開けて3秒休んでの繰り返しで3時間600枚。
それをパソコンで合成したのが上の写真。
案の定、流星は映っていませんでした。残念。
これは午前2時から5時までの事。
夕方には月と木星と土星が近くに見えるということで、午後5時半また三脚をベランダに。
右側に見えるのが上から土星、木星です。
この夜は午後9時半から午前2時半まで5時間撮り続けまして…
一個の流星を撮ることができました。左上にオリオン座、流星の上にはアルデバラン、右側には昴がぼんやり見えます。
ちゃんと極大日の14日にあきらめずに撮っていればとも思いますが、一個でも明るい流星を撮ることができたので満足。
三日後の12月21日は木星と土星が一番近く見える日でした。
右上が土星です。ちょっとへしゃげて見えるのは土星の輪っかのせい。私が持っている300mmのレンズではここまで写すのが精一杯。
左下の木星の左上から右下にかけて4つの小さい点が見えるでしょうか?
木星の衛星が写っているのです。
左上からカリスト、ガニメデ、イオ、エウロパです。普通のカメラで撮れるなんて知りませんでした。びっくり!!