2週前にもキャンプ行きましたが撮ったのは1枚だけでしたのでパスして…
今回は伊豆のだるま山キャンプ場へ
天気予報は午前中雨でしたので予定より出発を1時間遅らせましたが雨は降らず朝8時で日が差してくるほど。
しかし、はるかに望めるはずの富士山は雲の中にお休み中。
まぁ、いつもと同じようなパターンですね。日の出の1時間半前にアラームをセットして宴会開始です。
アラームの音に目覚め、テントから顔をだすと薄明るくなってきた空に星。
南の空には木星とさそり座。
放射冷却で気温は0℃近く。もう一段階暖かい準備をしなくてはいけませんでした。
駿河湾の向こうに見える沼津市の夜景。
そして、まだ目には見えませんでしたが、カメラには見えた富士山。
この数分後には目でも見えるようになりました。
この時期の富士山が雪も残っていてよいですね。
★
月と木星
寝る頃に空を見たら真上に移動した月、その近くに木星
6時間の間にずいぶん瘦せたこと
比較画像を追加してみました
上弦の月、下弦の月
満月に向かう月 明け方に沈む月 上弦の月
田無タワーや奥多摩の山々を照らし沈むところです
沈む月は沈む前に月が見えているから「そろそろ沈むなー」ってタイミングに合わせて準備して撮ればいいのですが、上る月はそうはいきません。
まず月の出る時間、方角を調べます。(今日の月の出は21時33分)気象情報で雲がないのを調べて遠くまでクリアであるのを祈ります。
三脚にカメラをセットして月の出る方向に向ける。マニュアルフォーカスで遠くの建物にピントを合わせて月の明るさを考慮した露出を決めて待ちます。
雲に隠れず無事に月が出てきたらご喝采 これは満月を過ぎた月 下弦の月
弦は上を向いているけど下弦の月です。上弦、下弦は西の空に沈むときの状態で言います。
月が低い位置にある間は大気の影響が大きいのでなかなかクリアには撮れないのですが今日は上出来 (^^♪
月没
月齢2.349 10秒毎のインターバル撮影675コマの写真を合成しました。 (スマホでは表示できないみたい)
覚え書き撮影データ :
画像850×478 -> 映像サイズ(フレーム含む)854×480
フレームレート 15fps
タイムラプス動作設定 2×S方向追尾モード → 0.5×N方向追尾モード
満月から
1/12 2:53 月の輝面比は99.239%と写真上部が少しだけ暗くなっている状態。天頂に明るく輝きます
1/12 17:13 月の輝面比は99.973%と限りなく完璧に近い満月が日の沈んだすぐ後の東の空に昇りました
1/17 22:00 月の輝面比は72.474% GPVで雲が切れていることを確認し、月の出の時間と方向をチェックして三脚をセットした頃に月が出てきました
今回GoogleEarthなどで調べてやっとわかったのだが、真ん中の上部が青いライティングのビルは東京ドームホテル、スカイツリーの右下半分を隠しているのはJR大久保駅の近くにあるハンドレッドサーカスイーストタワーでありました。
家から星追尾
ポータブル赤道儀の簡易セッティングによる試写を行ってみました
1.現在位置の緯度に合わせ赤道儀雲台の傾斜角を調整する
2.赤道儀を載せない状態の三脚をベランダに置き(スマホの)水準器で水平にセット
3.赤道儀を三脚にセットして北だなと思う方向に赤道儀の軸を向ける
4.カメラを赤道儀にセットして恒星追尾モードで動作開始、撮影を行う
実際には3と4の間に極軸望遠鏡で北極星を探し極軸の調整をするのですが、うちの西側のベランダからは北極星見えません。
望遠レンズで星を撮影するのではない場合にどれくらい誤差なく星を追尾できるのか興味あるところでした
オリオン座三ツ星付近 66mm ISO800 f/10 65sec プロソフトンAフィルタ使用 トリミングあり
星の動作を追尾できているかのテストです。シャッタスピードを長くするためずいぶん絞っています。
オリオン座の上方には満月近くの星が明るく照らしています。星を撮るには最悪な条件。
それにしてはずいぶんと星は写っていますし、何よりも”点”として写っています。これが赤道儀の効果です。
使わなかった場合は下の写真
オリオン座三ツ星付近 66mm ISO800 f/10 64sec トリミングあり
約1分で星はこれだけ動いています(地球が自転しています)。
今回たまたまうまく極軸が合ったのかもしれませんが、通常の撮影では極軸合わせにあまり神経質になる必要はなさそうです。
1枚目を時間長めで撮影して、その結果星が流れていたら調整するくらいかな?
さて、あとソフトフィルタの効果について。ソフトフィルタなしは下の写真
オリオン座三ツ星付近 66mm ISO800 f/6.3 30sec トリミングあり
ソフトフィルタは星をにじませて大きな星をより大きく目立たせる効果があります。フィルタないほうがシャープでよいという見方もありますが広角レンズで撮る場合が多い星の写真は特に解像度の低い画面(スマホなど)で見た場合寂しいものです。
地上などの景色と一緒に撮る星景(せいけい)写真の場合、ソフトフィルタを使って撮ると地上の景色までソフトフィルタでぼけてしまいますので困ったもの。
先日の壱岐ではフィルタ有りを撮った後、フィルタを外して同じアングルでもう一枚撮っておきました。
そして、うちに帰ってからPhotoshopで2枚を合成したのでした。
1枚目がフィルタ有り、2枚目がなし
北極星方向 18mm ISO1600 f/4 20sec (1,2枚目の違いはソフトフィルタ有りとなし)
そしてPhotoshopで2枚を合成していじったのがこれになります
北極星のズレ
珍しくうちから北側の空を撮りました
18時にカメラをベランダにセットして放置して3時間 角度で45度分ですね(^_^;)
飛行機とかヘリとか人工衛星とかずいぶん写りこんでいますが...円を描いている中心にある明るい星が北極星
地平線から上ってきているのが北斗七星、右側の一番明るい星は木星です
北極星は天の北極から0.7°ほどずれているのだとか
10(15)mm f/6.3 20sec ISO400 を552枚合成 データからもわかるように露出不足&空が明るすぎです
久しぶりに動画
それにしても近頃星ばっかり
ラブジョイ彗星 C/2014 Q2
月の無い時期に入りましたが相変わらず空は明るい (-_-;)
ラブジョイ彗星もどんどん暗くなってしまうようなので晴れている今晩くらいがラストチャンスと三脚をベランダに
夕方か!って言いたいくらい空が明るくて感度も上げられないし秒数も開けられません
調整して 35mm f/2.5 2sec ISO800
連続して撮った4枚をフォトショップで加算合成したらうすぼんやりと見えてきました「緑のあいつ」が!!
中央上部に映るプレアデス星団(すばる)の右下方向にありました
星図には表示されていない星です 同縮尺で切り取った星図(下図)で赤いマークの部分です
尻尾なんか見えていません うっすらと緑の明かりだけ~ (^_^;)
18mm f/5.6 20sec ISO400 390枚を比較明合成
赤道儀があればラブジョイの尻尾も捕まえられたのになぁ・・・とは思うのですが
まぁ、それは次の8000年後に
ふたご座流星群
ふたご座流星群の日
明け方にかけて雲が切れたので三脚を出してインターバルタイマーで連続撮影しました
午前3時17分から午前5時3分まで20秒シャッターを開けて2秒休止を繰り返しました
方角はオリオン座のちょっと上側、ふたご座が途中からフレームインするように
撮影データは 18mm(27mm) f4.0 ISO400 20秒 ホワイトバランス4000K ピクチャーコントロールはニュートラル
高感度ノイズ低減とか手振れ補正とかアクティブDライディングなどはすべてOFFです
明け方なので飛行機が飛んでいないのがいいですね 比較明合成すると星のほかに写りこんでいる明るいものが一枚でわかります
この中には3つの流星が写っていました
流星が写っている一枚を抜き出してちょっと明るめに加工したのがこれ
ふたご座からオリオン座に向けて流れています
山とか人工の明かりが少ないところに行って撮ればいいのが撮れるんでしょうけどねぇ
都内のベランダからとったにしてはよいでしょ?
そういや去年もふたご座流星群のときに写真撮っていました
一枚目の写真はレンズを換えて10mm(換算15mm)空が明るくなってくるまで撮ったものです
空が明るくなったものまで比較明合成すると星が見えなくなるので明るくなるのでその手前までを合成
30分ぶんくらいの星の動きです
雲がまったく無かったんですねぇ真正面にオリオンの三ッ星が沈むのところが写っています (^^♪
十三夜
台風過ぎてすぐに青空が顔をのぞかせて
十三夜の月は暗くなる前に西の空にのぼってゆきます
1か月後、閏九月の十三夜も見ることができるかな?
望遠レンズも三脚も送ってしまっているので引いた写真ばかりで...(^^ゞ